Principles as the Backbone
学びから変わるビジネスへ
仕事はニーズの解決という見方ができます。これは営業活動であれ、工場の改善であれ同じです。ニーズとは何でしょうか?やりたいこと、できること、求められることのすべてをニーズの背景と捉えることが現実的なやるべきことの理解につながると考えています。営業を例に挙げると売りたいモノや売るモノをつかって顧客のバリューをアウトプットすることになりますが、同じことを訴求しても売れるか売れないかの結果が変わってきます。これは顧客から求められることに自社の会社の見え方や顧客の組織活動の中で自社に求められる分担が含まれているという様なことが含まれるためです。間接的に顧客要求が分かっていないと何故売れないのかとただ悩むことになってしまいます。工場ではビジネス層とオペレーション層など誰が求めているかで内容がガラッと変わることもあります。ニーズはただヒアリングすれば良いという単純なものではありません。自分の思考を折り込んでしっかりと分析し、対策を設計するべきものです。
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知識は本を買う、講師を呼んでくる、AIに聞くという様にしてお金で買うことができます。知恵はできるやることができるということで、これは成果を出すことができると言い換えることができます。知識を知った上で、実際に実践することで、できる知恵になると理解できます。できるようになる為には1000本ノックで訓練しなくてはなりません。失敗を積み重ねて、何故失敗したのかを自省の念で学習し、自分の行動基準を変えて始めてできるようになるものです。できないことが突然できるに変わることもないし、できる達成度は永遠に改善できるものです。何事も真面目に丁寧にやることが必要です。
組織強化には人とチームが育つこと、その為にサーポートすること育てることが必要です。AIや自働化が進んでも、最終的に変革を進めるのは人になります。人を育てるとはどういうことか考えている教育現場に多くのヒントがあります。人を育てるとは知力、体力、徳力を育てること。特に徳力をつけることが育成の幹となり、大切で難しいことになります。徳力とはより良いものを選ぶ力、分け隔てのない広い愛の様なもので、怒らない、不満を言わない、愚痴をこぼさない、不安を持たない、周囲に感謝し思いやる、いつも明るく幸福な気持ちでいる、勇気をもち積極心で生きていくなどの言葉で定義することができます。人やチームにより常に個人差があり、どの様に育ったかは評価するものではなく、すべて自分で気づく必要があります。難しいことであるからこそ、人はしっかりと真心をこめて育成したいものです。
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